SATCごっこで現実逃避
弱ってるときに自然にとってしまう行動がある。
たとえば、クロマニヨンズの歌を聞くこと。
エイトビートの「ただ生きる 生きてやる」なんかが鉄板なんだけど。
今回はなぜか「レフュージア」。
なんでかわからないけど「婆さんになったマリリン・モンロー 焼酎でも飲みますか 日本海ほどの涙がこぼれて天国ブルース歌う」がツボだ。
あと「ゼロセン」。
純粋なものを求めているのかもしれない。
気がつくとクロマニヨンズが聞きたくて、「ああ、私弱っとる」と思う。
弱っているときに自然にとってしまう行動が他にもあって、それは「SATCごっこ」だ。
SATCごっこと書いたけれど特に何をするってわけでもなく、ただ単に私はキャリーで知人をビッグの設定にして妄想するのである。
さしずめ元夫(あっ。今も夫だった!)はアレクサンドル・ペトロフスキーか。
知人は二次元の人ではなく、実在する10年来の知人だ。
最初の結婚のときに知り合って、私が勝手に好きになって、そのうち彼とのことは関係なく私は離婚して、彼とは恋愛ごっこのようなことをして、振られて、必死で諦めて、元夫(だから今も夫だっていうのに)と知り合って結婚して、彼とは疎遠になり、私は元夫と別居することになって、疎遠になっていた彼と再び話をするようになった。
ね?ビッグとキャリーみたいでしょ?
いや、ちっともビッグとキャリーじゃないんだけどさ。
さーっとなれそめを書いたけど、実際はもっとえげつなかったりするんだけどさ。
わかってるからこそ妄想で美化するのである。
くっいたり離れたりを繰り返しているけど、結局ビッグとキャリーみたいに結ばれるんだよね?私たち!みたいに。
まだ離婚してないくせに。
実際に、再び話をするようになると懐かしさや細部まで説明しなくてもわかる感じが心地よい。
元夫は冗談のわからない人で、ボケたあとそのボケについて最初から説明する作業が必要だった。
彼にはそんなことしなくていい。
そういえば彼と疎遠にしている5年の間、なにかおもしろいことを見たり聞いたりしたら彼と共有したいと思ったり、彼に話したらどれだけ盛り上がるだろうと想像したことがあった。
元夫とはそういう感覚がまったく合わなかったからかもしれない。
彼の住む街へ行ったとき、彼と偶然会わないかと期待したことも何度かある。
疎遠にしていたし、彼のことはきっぱり諦めたけれどどこかで気にしていたことは確かだ。
3DSをお互いにくっつけて「小学生やないんやから」とか「もうお互いいい年やで」なんて言いながら通信したときは懐かしさに泣きそうになった。
以前に通信をしたのは、ドラクエⅨのときだから今から8年前のことである。
そのときも確か「小学生みたい」と笑いながら通信をした。
8年前に、私たちはどうして付き合わないのかと彼と話をしたことがあった。
彼は「あなたが飽きっぽいから。オレと付き合ったってどうせすぐ振るんでしょ」と言っていた。
本当はそうではなくて、ただ単に私に興味がないから適当にこじつけた言葉であったとしても、それは結構的を得ていると思う。
私たちがあのとき付き合ったとして、きっと私は彼に飽きていただろう。
その後別れていたら一生、今みたいに話すことはなかったと思う。
なんてことを感傷的に思い出し、ほらやっぱり私たちはビッグとキャリーって思い込むっていう妄想を繰り返している。
これ、一生続くのかなー。
彼と付き合わない限りずっと続くわな。
20年後なんてもうおばあちゃんだし。
ふつうに茶飲み友達になってるかもしれないな。
そうなったらいよいよ私たちが付き合うことはなくなるんやなー。
好きなんかなー。
たぶん弱ってるからだ。
離婚裁判で反論しなくてはいけないから弁護士に会って、同居していたときのことを細かく思い出したからだ。
よく我慢してたよなって。
よく我慢してたのに勝手に出てくってどうなの?って改めて思ったからだ。
彼のことはたぶん、好きじゃない。
またいつもの気まぐれだ。
これとほぼ同じ設定で私がブレアで彼がチャックの「ゴシップガールごっこ」バージョンもあり、SATCごっこが飽きたのでこちらに移行しつつあることを報告しておく。
婚費を巡るドロ沼
婚費調停最後の日、裁判所から夫が出てくるのを見た。
足がすくんだ。見つかったら殺されると思った。
とっさに植木の影に隠れて夫の後ろ姿を見送った。
とても恐ろしかったが、とても懐かしかった。
懐かしい痛みだわ。ずっと前に忘れていた…。
全然スイートじゃないけど。
とにかく、無事に婚費が決まり安心した。
毎月生活費を請求しなければならず、請求をすると「適応障害なんて仮病使ってないで働け」「子供がいるのに精神を患うなんて社会人として恥ずかしくないのか」「お前のせいでこうなったんだ。さっさと離婚に応じろ」など、ブラック企業のパワハラ上司もかくやと思われるめちゃくちゃなメールが返ってきていたから。
しかし安心したのもつかの間、調停が終了した日に、自分と直接会って離婚の話し合いをするようにとメールが来た。
2週間後までに返事をしないと訴訟を起こすという。
私は夫の後ろ姿を「懐かしい」と感じたことを即座に後悔した。
さすがモラ夫。
この期に及んでブラック企業のパワハラ上司もかくやと思われるめちゃくちゃな脅迫メール。
モラ夫を甘くみていた。
私は、「モラ夫のおかげで適応障害を患っており」「適応障害の原因である夫と会うことはできず」「弁護士を雇うお金がない」という理由から話し合いを断った。
診断書付きのメールで。
そのメールに対する返事はない。
その後も、「90万円払うから離婚に同意しろ」「生活が苦しいならお前と子供は実家に帰れ」など、ブラック企業のパワハラ上司もかくやと思われるめちゃくちゃなメールが来る。
私の実家は北海道と東京くらい離れており、子供はこちらでの進学を希望している。
モラ夫もそのことは承知のはずだ。
そして婚費が振り込まれる日。
銀行に行くも振り込まれた形跡がない。
まあ、給料日前だし。2・3日の遅れなら大目に見よう、と思った私。
なんておおらかなんだろう。性格のよさには自信がある。
しかし給料日を過ぎても振り込まれた形跡がない。
裁判所へ催促してもらおうか、とも思ったが、裁判所からいきなり連絡がくるというのもなんだかかわいそうだ。
まずは自らで交渉してみよう、といらぬ仏心を出してしまった。そう。私は性格がいいのだ。
メールにて今月の婚費がまだ入金されておりませんが、と問うと「◯月◯日に入金した2万円が今月分だ」と屁理屈をこねる。
それは先月入金がなかったからその分だという認識だったし、今月分であるというのなら裁判所で決められた日付に入金するべきだ、と反論した。
すると「自分だって生活が大変なのだ。両親に借金もしている。そんなに金がないならお前の両親から借りろ。お前が親に言えないならオレが言う」と近々80万円のボーナスがもらえる予定のモラ夫が、ブラック企業のパワハラ上司もかくやと思われるめちゃくちゃなメールをよこす。
モラ夫のモラハラによって私の心は病み、心の回復を待ってくれと頼んでいるにも関わらず「オレだって仕事で疲れてるんだ。1週間以内に回復させろ」などとジャイアンもかくやと思われるめちゃくちゃを言い、私と子どもたちが自分の思い通りにならないからといって、当時無職だった私と子どもたちを置いて逃げたのだ。
私と子どもたちに苦労をさせ、毎日のように不安で泣く私を見て子どもたちは不安がり、新しい靴を買ってと言えず穴のあいたスニーカーを履く。
孫がそのような思いをしていることに対して、私の両親が胸を痛めていないと思っているのだろうか。
私の親がモラ夫の相談に乗るとでも?人をさんざん傷つけておいて金の無心とは何事か。恥を知るべきだ。
せっかく婚費が決まったというのに、相変わらず生活費の催促をしなければならず、そのたびにブラック企業のパワハラ上司もかくやと思われるめちゃくちゃなメールを送られ、裁判所へ手続きをしなければならない。
モラ夫の嫌がらせはまだまだ終わらない。
男の価値=お金ってそんなに悪いこと?
結婚してすぐ、夫がモラハラなんじゃないかと気づいた。
モラハラのことを書いたネット記事や本を見たらほとんど全ての項目に該当していて、モラハラなんだと確信した。
これらの記事や本によるとモラハラは治らないという。そして私の心はこれ以上ないくらいに傷ついている。
これからどうやって生きていこうか、少しだけ悩んだ。
だけど結果はわりとすぐに出た。
我慢しよう。
私はアラフォーの子持ちで彼と再婚した。
シングルマザーのときはお金がなくて本当に苦労した。
会社や趣味の人と一緒に飲みに行けば「金づるにされるんじゃないか」なんて警戒されたし、カンタンにヤレるんじゃないかと思われたり、きちんと子供を預けてきているのにネグレクトなんじゃないかとか、シングルマザーの偏見に疲れた。
子供と2人、自由に楽しく暮らしてきたつもりだったけど「貧しさに負けた」し「世間に負けた」。
最初の離婚は30代前半で若かったから何でもできそうな気がしたし、してきた。けど今はアラフォー。シングルマザーとして再び、あんなことやこんなことを乗り切っていける気が全くしない。
だから、寄生しようと決めた。
夫の気分で夜中に起こされて関係を迫られても、鼻で笑われても恫喝されても、「これは仕事で時給が発生している」と考えた。
屈辱的な言葉も耐えた。会社員として働いていたときだって、これくらい辛いことはあった。
ボーナスの金額、子供が受けられるであろう最高の教育を考えてひたすら耐えた。
しかし、私の覚悟が足りなかったのだろう。
定期的に行われる「ジャイアンリサイタル」(夫がキレて強制的に私は意見を言わされ、私の意見は全否定され、夫の気が済むまで罵倒される)の際に私はふと「せめて顔が好みだったら我慢できたのに」と言ってしまったのだ。
あとの祭だった。サブちゃんもびっくりな盛大な祭りになった。
子持ちのババアと結婚してやったのによくそんなことが言えるな
お前みたいな底辺な人間とは離婚だ
そして夫から出た言葉。
「結局、金か」
その通り過ぎて、ぐうの音も出なかった。どの言葉より効いた。「そんなことないよ」の一言がどうしても出なかった。
その一件がきっかけで、夫は出て行った。
どうして夫は、男の価値=お金ってことに対してものすごく怒るのだろう。
だって、40過ぎ、非イケメン、中年太り、喫煙者のおっさんの取柄って何?ってことなのだ。
40過ぎの非イケメンで中年太りの喫煙者だけど、正社員として働いているし優しい人だからと思って再婚した。
しかしモラハラが発覚した今、夫の取柄は「正社員として働いていること」しかない。
正社員として働けない人が多い中で、むしろ「お金があってよかった」って感謝するところなんじゃないのって思う。
もちろん私だって、こちらのスペックが低いことくらい重々承知している。
私のような人間が再婚なんてできるわけがないと思っていた。
付き合ってくれる男性がいるなんて思わなかった。
いたとしても20歳は年上じゃないと相手にしてもらえないと思った。
話してくれる男性がいれば年齢、顔等のスペックに関わらず、話してくれたことに心から感謝した。
奢ってくれなんておこがましいことは言わないから、たまに一緒に、おっさん同士として飲みに行ける異性の友人ができれば、人生は上々だと思っていた。
女性は早ければ20代後半から「おばさん」扱いされる。
女としての扱いは天から地へ。
だから年齢に対して女性は男性より謙虚なのだ。
自分の年齢を顧みずめちゃくちゃな条件を結婚相手の条件に挙げている人もたまにいるけれど、30代以降の女性は自らのスペックに対して謙虚な人が多いと思う。
それなのに、どうして夫はそんなにプリプリ怒るのだろう。金だけが取り柄の男、なんて結構な褒め言葉じゃないかと思うのに。
私には取柄がない。だから寄生するのだ。
金目当て上等やん
バツ2の私が考える愛ってなんだ
もうすぐバツ2に、いや、実質的にバツ2の私が言うのもなんですが。
私的に愛ってなにか、なんてはっきりしたことは言えないんですが。
これは愛じゃないっていうことは言える。
例えば、見返りを求めた行動。
夫がよく言っていた。「お前のために◯◯してやったのに」
こっちからすると、イヤ、頼んでねーし、って話で。
好きでやってんじゃねーのかよ、って話で。
そんなに恩着せがましいことを言われるなら面倒くさいから自分でやるわ、ってことなのである。
どうしてかは知らないが、たぶん私が性格がよくて聡明だからだろうが、私は見返りを求めるということをしない。
私が子どもたちにすることはすべて、私の責任において、私の好きでやっている。
私は自分の好きなことしかしないから見返りを求めないのかもしれない。
それは、私がとてつもなく気が利かないとか、気まぐれだとか、そういうことなのかもしれない。
そういえば夫はとても気が利く人だった。
今思えばそれも見返りありき、人に良く思われたいという願望ありきだったのだな、と思う。
見返りが欲しいからやる、人に良く思われたいからやる、っていうのは愛じゃない。
モラ夫になるまではとても優しい人だったけど、夫の私への感情は愛じゃないと気づいた。
尽くすから愛してくれ、じゃなくて、愛してるから尽くすのだ。
告ハラに似たもの
告ハラって言葉がちょっと前に出てきて、それは「関係性ができていない人に相手のことも考えずに自分の気持ちをぶつける人。それに対して迷惑を被る人」みたいなことをいうらしく、そのことについて賛否両論があったりするらしい。
なんでもハラスメントとつける風習はどうかと思うし、好きじゃない人から告白されて困るなんてことは昔からあることなので告ハラに関しては賛否どちらでもよいと思っていたのだが、私も告ハラに似た体験をしたので書いておく。
結論から言うと、空気を読んで行動してほしいし、何回か断られたら告白するのはやめるべきだと思う。
昨年末に男性からカラオケに行こうと誘われた。
男性はスポーツジムで一緒になる人で半年程前に男性から声をかけられ、週に1度、5分程度世間話をする間柄になった。
そんな友達でもない知り合い程度の人から「2人でカラオケに」なんて誘われた時点でびっくりだし、彼は私が結婚していて子どももいることを知っているのにどういうつもりで誘っているのだろう、と警戒してしまった。
ちなみに誘ってきた男性というのは、独身で年齢は30代半ばくらい。中肉中背の顔面は中の下といったところで、どちらかといえば冴えない方だと思う。
私は当時、平日の昼間にジムへ行っていて彼も昼間に来ており夜に働いていると言っていた。
夜の仕事といってもホストみたいな感じではなく、見た感じでは警備の仕事かなにかをしているのではないかと思っている。
控えめに言ってお金もなさそうだし、話していても頭の回転が早いとか会話のセンスがあるとも思わないし、ダンスのレッスンで一緒になるけれどなんでこんなにできないのに参加しているの?と思うほど下手くそだ。
要は彼に対して私は魅力を全く感じていないのだ。
カラオケに誘われた時点で私の頭には迷いなく「断る」という選択肢しか浮かばなかった。
これが好意的に思う人なら話は別だったかもしれない。
「カラオケは苦手なので他のことならお付き合いしますよ」くらいは言ったかもしれない。
しかし私は彼を微塵もよいと思っていない。
私は「ちょっと年末でバタバタして忙しくて」なんてことをヘラヘラしながら言って断った。
断るって書いたけど、断るのだって気を使う。
気を使わないでいいのなら「えー、カラオケとか嫌いだしー、そもそもお前とジムの外で会うのムリ」くらい言いたいテンションだ。
そんな感じで断ったのだけど、その後も年末の営業日までに2回誘われてそのたびに私はヘラヘラしながら「あー大掃除せなあかんからー」とか「息子が期末テストで家帰ってくるの早いねん」なんて言って断った。
断るって書いたけど、ただ断ったのではなく、私の断り方が悪くて誘ってきたのかな、などといろいろ考えた。
彼は独身だし、ましてや子どももいないのだから、主婦である私が本当に忙しいと思っているのかもしれない。
本当に忙しいという理由だけで断っていると思っているのかもしれない。
さすがにタイプじゃないから断っているとは言えないが、カラオケが好きじゃないことくらい言ってあげるのが親切なのかもしれない等と悩んだ。
結局、断っているのに合計3回も誘われてなんだか疲れたし、断り方が悪かったのかと気をもむのもムダだし、また誘われて断るの面倒くさいな、と思った私は彼と疎遠にしていこうと考えた。
しかし急に邪険に扱うわけにもいかない。
同じジムに通っているから、顔を合わせれば笑顔で挨拶くらいするし、話しかけられたら無視するわけにもいかない。
こちらとしても、忘年会のカラオケの話題を年明けまで引っ張ることはなかろうと油断をしていたこともある。
そんなこんなで年が明けてしばらく経った頃、たぶん1か月とかそれくらいに、今度は「鉄板焼きのお店に行きませんか?」と誘われた。
何でも同じジムの人が開業したらしく、夜にしかやっていないから夜に出かけようと言う。
ここでもやはり私は「なんでやねん?」と思う。
友達でもないのに、主婦なのに、なんで男の人と2人で鉄板焼きを食べにいかなあかんねん?
お金のなさそうな彼のことだ。当然割り勘ということになるだろう。
もちろん私は速攻で「子どもがいるから夜は出かけられない」と断った。
断ってから、前回のカラオケのこともあるし、また誘ってくるかもしれないと思った。
もう二度と誘ってこないような適切な断り方はないかと思案した。
私は「夜は出かけられない」と言ったから、次はランチに誘われるかもしれないし、鉄板焼きが嫌いだと言ったらイタリアンに誘われるかもしれない。
そもそも鉄板焼きでもイタリアンでも寿司でも、昼でも夜でも彼とはどこにも行きたくないのだ。
だけど、そんなことをスマートに伝える言葉を私は知らない。
彼からはその後1回、鉄板焼への誘いがあり、私はいつも通りヘラヘラしながら断って疎遠にした。
私がパートをすることになり、彼と会う時間にジムへ行けなくなったのだ。
その後もジムで会うことはあるが、目を合わせないようにしたり、話しかけられる前に他の人と話したり、話しかけられても忙しいフリをして必要最低限しか返事をしないようにしている。
彼は別に悪いことをしたわけではないし、悪気があったわけでもないし、ましてや私に恋愛感情を持っていたのかもわからない。
ただ、私は彼とジムの外以外で会う気はなく、友達になる気もなく、断ることに疲れてしまっただけだ。
でも疲れるのって断るときだけじゃないのだ。
断ってからも定期的に顔を合わせるわけだから、何事もなかったかのようなテンションで話をしなければいけない。
また誘われるんじゃないか、誘われたらどうやって断るのが効果的か、この人はどういうつもりで誘ってくるのか、そういうことを考えながら接するのはしんどい。
好きな人に対してだったらいいけど、どうでもいい人に気を使うのが思っている以上にしんどい。
ただ断るだけだったり、その後よそよそしくなるようなら空気を読んであきらめるべきだ。
私なら、誘われて嬉しかったら「嬉しい」と意思表示する。
どうしても行けないなら「忙しい」ではない理由を言うし「いつなら空いてる」「◯◯なら行きたい」など、次につながることを言う。
誘うなとか告白するなとかではなく、明らかに脈がなさそうな場合は早めに諦めてあげるべきだ。
断るほうだって相当な労力を使うのだから。
代償がエグい!半年で4kg減!ストレスダイエットの方法
1.過剰にやさしい、強引なくらいぐいぐい引っ張ってくれる一流企業勤めなのに、いい年をしてなぜか独身の男性と結婚しましょう。
2.結婚したら仕事を辞めましょう。夫は一流企業に勤務しているのだから妻が働く必要はありません。
3.結婚後、夫となるや否や態度が急変します。
妻のちょっとした言葉に対して揚げ足を取り「ウソでしょ?」ってくらいにキレます。
キレたら最後、人の話を聞きません。謝りません。
きっと謝ったら死ぬ病気なのです。
自分の気が済むまで罵られます。
一晩たっても怒りは治まりません。
自分の気が済んだタイミングで甘えてきます。
甘えてきたときの夫の加齢臭に「オエッ」となります。
以上のことにひたすら耐えましょう。
4・夫の趣味は妻なので、毎日早く帰りたがります。
プライベートの飲みはすべて断って妻の元へ帰るでしょう。
休日も妻にべったりですが家事を手伝うことはしません。
オレが大変な思いをして稼いでいるのだからオレに尽くすのが当たり前だというスタンスです。
ここで妻はなんで仕事を辞めてしまったのだろうと悔やむことになるわけですがもう仕事を辞めてしまったのだから仕方ありません。ただひたすらに機嫌を取りましょう。
5.度重なる揚げ足取りからの暴言でそろそろ夫への愛情が冷める頃です。
しかし夫の愛情は汁にとろみがたっぷりついたラーメンのごとくアツアツです。
愛情というよりは執着かもしれません。
過度なスキンシップを要求してきます。
妻がスキンシップを拒否すれば夫は烈火の如く怒りますから、やはりただひたすら要求に応じましょう。
6・もはや夫がブラック企業のパワハラ上司にしか見えなくなってくるころです。
性的な要求をされないだけパワハラ上司の方がマシかもしれません。
夫はますます傍若無人化し、気に入らないことがあれば昼夜を問わずイチャモンをつけることが増えるでしょう。
手をつながないで寝たというだけで夜中に叩き起こされることもあります。
しかし反論は立て板に水です。
妻はブラック企業に就職してしまったのです。諦めましょう。
7.そろそろ夫がキレるのは自分ではなく夫自身に問題があるのでは?と思うころでしょう。
インターネットで調べてみるとモラハラや発達障害、自己愛性人格障害という言葉に出会うはずです。
それらを詳細に調べると、あら不思議、全部夫に当てはまることがわかります。合点がいくとはまさにこのこと。
この状況をどげんかせんといかんと自覚しはじめるでしょう。
この時期から徐々に体重が減少しはじめます。
8.インターネットで調べるとモラハラは不治の病といわれていることがわかります。
これが一生続くのかと思うとうんざりですが、今のままでは妻の精神が崩壊するのも間近です。
謝ったら死ぬ病気ならさっさと謝って死んでくれたらいいのに、と願うばかりですが夫が謝ることはないでしょう。
「テロには屈しない」と宣言したオバマ大統領のように堂々と「モラハラには屈しない」と夫に宣言しましょう。
9.妻のただならぬ「モラハラには屈しない」宣言に夫はビビることでしょう。
気も小さければ器も小さい性分です。
しおらしく反省の弁を口にするかもしれません。
しかし、妻の宣言が本気であり、もう自分の言うことを聞かないとわかると無職の妻を捨てて家を飛び出すでしょう。
10.ここから体重はどんどん落ちていきます。
家に帰ってくるようにわびても「お前がしたことだ。責任をとれ」、生活費を要求しようものなら「お前のせいでこうなったんだろう。社会人のくせに物乞いみたいなことをするな。恥ずかしい」などと自分のしたことは棚に上げて罵声のオンパレードです。
仕事探しをしながら生活費の請求もし続けましょう。
生活費がないのですから食べる物にも困ります。
栄養不足と仕事探し、夫からの心無いメールによりストレスはマックスです。
1週間で1kgのペースで体重は減ります。※体重の減り方には個人差があります。
11.一度言い出したら絶対に自分の考えを曲げない夫です。
妻の主張や希望に関わらず離婚を要求し続けるでしょう。
離婚調停から離婚裁判の流れになります。
そうなった場合、仕事を確保する以外に妻は何をしたらよいでしょう?
まずは生活費を確保するために婚費請求の調停を行いましょう。
夫は、自分の家出は妻の合意があった、と主張します。
合意がなかったことを証明するための証拠を残しましょう。
具体的には夫に「急に出ていかれて生活に困っている」といった内容のメールを送ることです。
DV相談センターへ電話して相談するのもオススメ。
DV相談センターでは記録を残しているのでいざ裁判となったとき、相談履歴が役に立つかもしれません。
婚費請求の調停で生活費を確保されるや否や夫は離婚裁判を起こすでしょう。
そうなると妻は弁護士を探さなくてはいけませんし(相手はモンスタークレーマー並に理不尽な理屈をこねてきます。記憶の改ざんは息を吐くように自然に行いますので、夫が妻にしたことはそのまま妻が夫にしたことになっています。しかも常人には理解できないほどしつこく攻撃してくるため本人訴訟はオススメできません)、同居時に浴びせられていた罵詈雑言の数々を証言用に思い出さなくてはなりません。
これらによるストレスで食事が喉を通らないことがあります。
体重は月に1kgのペースで落ちていくでしょう。
いかがでしたか?
私はこの方法で半年で4kgのダイエットに成功しました!
離婚裁判はまだ始まったところなので、まだまだ痩せられそうですよ!
バツ2と未婚どっちがマシか
10月1日は2年目の結婚記念日だった。
すーっかり忘れていたけれど。
私が使っているアンドロイドは現在3年目、アベノミクスは開業して3年、息子が中学校に入学して2年半。
どないやねん!私たちの結婚生活みじかっ!
私は離婚しなければいけない確固たる理由がないため離婚請求を棄却しているが、おそらく、いや十中八九離婚することになる。
離婚したら私はバツ2だ。
芸能人でもないのにバツ2ってないわーと思う。
もしかしたら芸能人だってバツ2は珍しいのかもしれない。
バツ2なんて引くわー
恥ずかしくて外歩けないわー
バツ2とか人でなしだわー
なんて思っていたのだが。
先日、プロレスを見に行った。
そこでバツ2をいじられているプロレスラーがいた。
ことあるごとにバツ2をいじられていてそれが大変おかしかった。
しかし彼をよく見るとイケメンではないが、なんだか実にセクシーだ。
フェロモンみたいなものもバシバシ感じる。
女性にモテそうだし、粗野で悪そうだ。
本当は好きなくせに「あんたみたいな女はオレに関わらないほうがいい」なんて言ってわざと冷たくしそうだ(参照:昼顔の北村一輝)
雨の中、絵を描いてやるから脱げよと言ってそうだ(参照:昼顔の北村一輝)
妄想はとどまるところを知らない。
とにかく魅力的なのである。
一方で対戦相手は未婚である。
よく見てみたが特に魅力は感じられない。
妄想は広がらない。
結婚歴というフィルターがかかっているせいかもしれないし、女性は悪そうな男に惹かれる習性があるからかもしれない。
未婚男性よりバツ2の方が圧倒的に魅力がある。
「つーか小力やん!小力にしか見えへんわ」と隣で笑う知り合いはこの際無視する。
バツ2フィルターは小力を北村一輝にするくらい強力なのだ。
結論
バツ2…魅力的だけど結婚には向いてないんだろうな(アリかナシで言えばアリ)
未婚…人として致命的な欠点がありそう(アリかナシかで言えばナシ)
というわけで、いじられたらおいしいし、とりあえず魅力は感じてもらえそうだし、バツ2でもなんとか生きていけそうだと思えてきたのである。